弾き語り用コード譜メーカー — コード・歌詞・押さえ方を1枚にまとめて印刷
著者 Masashi Y.
弾き語りの練習でコード譜を見ながら弾くとき、こんな引っかかりはありませんか?
- コード名は読めるのに、押さえ方がパッと出てこない(特に F や B♭)
- このテンポ・リズムで合っているのか、音で確認できない
- 歌詞とコードの位置がずれて、どこで切り替えるのかわかりにくい
紙やテキストのコード譜は「コードの並び」しか教えてくれません。弾き語りに本当に必要なのは、コード・押さえ方・歌詞・リズムが一枚にそろっていて、実際に鳴らして確認できることです。
zelvaのコード譜メーカーは、それをブラウザだけで完結させる無料ツールです。インストールもアカウント登録も不要。読みながら手元で試してみてください。
まずコード進行を置いていく
コードは、選択中の小節に置いていくシーケンサー式で入力します。
- セクション(イントロ/Aメロ/サビ…)と小節を用意し、上から順にコードを置いていきます
- キーとメジャー / マイナーを設定すると、そのキーのダイアトニックコードがボタンで並ぶので、ポップスや弾き語りの定番進行はワンタップで置けます
- ルート × コードタイプの手動選択や、
G/B・Dsus4・Cadd9のような自由入力にも対応 - 1小節に2つコードを入れたいときは小節を2分割。同じ流れを繰り返すセクションは ×2〜×8 のリピートでまとめられます
拍子は 2/4・3/4・4/4・6/4 に対応。テンポ(BPM)もここで決めておきます。
歌詞を各小節に入れる
歌詞の入力欄は最初からオンになっています。各小節の下に歌詞を打ち込むと、コードと歌詞が縦にそろうので、「どの歌詞でコードが変わるのか」が一目でわかります。
弾き語りでは、この「コードと歌詞の対応」がいちばん大事です。市販のコード譜のように歌詞の上にコードが乗る感覚で、自分用の譜面を作れます。
押さえ方がコードの下に出る
このツールの一番の特徴が、コードの下に押さえ方(フレットボード図)がそのまま表示されることです。コード名から押さえ方を思い出せなくても、図を見ればすぐ弾けます。
- 初心者がつまずきやすい F も、1フレットのバレーコードで表示
- 押さえ方の一覧を別タブで開く必要がありません
もっと詳しい押さえ方やボイシング違いを確認したいときは、ギターコード表も併せてどうぞ。
カポにも対応
カポを使う曲も多いはず。このツールでカポを設定すると、鳴る音はそのままに、押さえ方(シェイプ)と表示コード名がそのカポでのシェイプに読み替わります。カポ位置を0フレットとした、一般的なカポ譜と同じ表示です。
「F が多くて押さえづらい曲を、カポで簡単なシェイプにしたい」といった弾き語りの定番にそのまま対応できます。
アコギで通し再生して練習する
作った進行は、アコギのバッキングで通し再生できます。奏法は次から選べます。
- 全音符(ジャーン) — 小節ごとに1回ストローク
- ダウン(4分)/ダウンアップ(8分) — ストロークの基本
- アルペジオ — コードを1音ずつ
- フォーク(ボンチー) — オルタネートベース+ストローク
カウントインとループ付きなので、「サビだけ繰り返して歌う」練習も簡単です。耳でコードチェンジのタイミングを確認しながら歌えるので、コード譜を「見るだけ」から「鳴らして合わせる」へ変わります。
1枚に印刷して譜面台へ
印刷すると、各小節が上からコード名 → 押さえ方 → 歌詞の順に縦に積まれた、弾き語り用の1枚になります。カポを設定していればカポ位置も明記されます。
譜面台に置けば、押さえ方を確認しながら最後まで通して弾けます。タブレットやスマホでもそのまま開けます。
共有・保存もワンタップ
- 共有リンク — いま作った譜面をそのままURL化。バンドや友だちに「この進行で」と送れます
- JSON書き出し / 読み込み — ファイルに保存しておけば、続きはいつでも読み込んで再開できます
もっと作り込みたくなったら:notaveでTAB譜に
イントロのフレーズやアルペジオを、音符・TAB譜としてきちんと清書したくなったら、「notaveでTAB譜編集」ボタンからnotaveへ。
いま選んでいる奏法のまま採譜され、各コードの押さえ方候補も自動で生成されます。コード譜づくりから、本格的なTAB譜づくりへ地続きでつながります。
まとめ
弾き語りに必要なのは、コードの並びだけではありません。押さえ方・歌詞・リズムがそろった一枚と、実際に鳴らして確かめられる環境です。
zelvaのコード譜メーカーは、ブラウザだけでそれを用意し、印刷・共有・TAB化までつなげられる無料ツールです。まずは好きな曲のサビから、コードと歌詞を置いてみてください。


