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活用法・ワークフロー

無料オンラインメトロノーム — シャッフルや2・4拍クリックでリズム感を鍛える

著者 Masashi Y.

「メトロノームに合わせて弾けるのに、バンドで合わせるとリズムが悪いと言われる」

こんな経験はありませんか? メトロノームの「カチカチ」に合わせること自体はできるのに、いざ他の人と演奏すると走ったりもたったりしてしまう。

実はこれ、メトロノームの使い方に原因があるかもしれません。


全拍クリックだけでは、リズム感は育たない

多くの人がやっているメトロノーム練習は、全拍でクリックを鳴らし、それに合わせて弾くというもの。4/4拍子なら1・2・3・4のすべてでカチカチと鳴っている状態です。

この練習が無意味なわけではありません。しかし、これだけを続けていると、クリックに「乗せてもらっている」状態に慣れてしまいます。すべての拍にガイドがあるため、自分の中でリズムを感じる力が鍛えられないのです。

実際のバンド演奏では、全員がメトロノームのように正確にリズムを刻んでくれるわけではありません。自分自身のタイム感——自分の中に安定したリズムを持つ力——が必要です。

では、どうすればそのタイム感を鍛えられるのか。答えはシンプルです。メトロノームの拍を間引くことです。

この記事で紹介する練習法はすべて、zelvaの無料オンラインメトロノームで実践できます。拍ごとに音量・音色を個別に設定できるので、読みながら手元で試してみてください。


練習法1:2・4拍だけ鳴らす

最もポピュラーで効果的な練習法が、1・3拍を消して、2・4拍だけクリックを鳴らす方法です。

この練習では、1拍目と3拍目を自分自身で感じなければならないため、クリックに頼り切ることができません。2拍目と4拍目のクリックが「答え合わせ」の役割を果たし、自分のリズムがズレていればすぐにわかります。

設定方法

zelvaのメトロノームでは、拍ごとに音量を個別に設定できます。

  1. 拍子を 4/4 に設定
  2. 「Beat Settings」で 1拍目と3拍目の音量を0%にする
  3. 2拍目と4拍目は80〜100%のまま
  4. テンポをゆっくり(BPM 60〜80)から始める
2・4拍クリック
80 BPM

最初は2拍目と4拍目がどこにあるか見失うかもしれません。それが「今まで全拍に乗せてもらっていた」証拠です。慣れてくると、自分の中に1・3拍の感覚が生まれ、クリックの2・4拍と自然に噛み合うようになります。


練習法2:1拍目だけ鳴らす

2・4拍クリックに慣れてきたら、さらに間引いてみましょう。小節の頭(1拍目)だけクリックを鳴らす練習です。

  1. 「Beat Settings」で 1拍目だけ音量を残し、2・3・4拍目を0%にする
  2. 1小節に1回だけ鳴るクリックを頼りに、残りの3拍を自分で刻む
1拍目のみ
80 BPM

これはかなり難しい練習です。しかし、ここまでできるようになると、小節単位でのタイム感が安定し、バンドの中で「この人はリズムが安定している」と感じてもらえるレベルになります。


練習法3:サブディビジョンで拍の解像度を上げる

リズムの「粒」を細かくする練習も重要です。メトロノームのサブディビジョン機能を使い分けてみましょう。

  • 8分音符 — 1拍を2つに分割。ウラ拍を意識する基本練習
  • 3連符 — 1拍を3つに分割。シャッフルやブルースのフィーリングに直結
  • 16分音符 — 1拍を4つに分割。ファンクやR&Bのリズムパターンに
8分音符
90 BPM
3連符
80 BPM
16分音符
70 BPM

サブディビジョンの音色と音量はメインの拍とは別に設定できるので、拍頭をバスドラム、ウラ拍をハイハットにするといった設定にすると、どの音がどの位置にあるかを聴覚的に区別しやすくなります。


このメトロノームでできること

上記の練習法はすべて、zelvaの無料オンラインメトロノームで実践できます。ブラウザだけで動き、インストールもアカウント登録も不要です。

拍ごとの音色・音量カスタマイズ

11種類の音色(バスドラム、スネア、ハイハット、リムショット、カウベルなど)から、拍ごとに異なる音と音量を設定可能。2・4拍クリック練習も、ドラムパターン風の練習も、設定次第で自由に作れます。

タップテンポ

曲のテンポがわからないときは、TAPボタンを数回タップするだけ。タップ間隔からBPMを自動計算してくれます。

複合拍子・変拍子対応

2/4、3/4、4/4の単純拍子に加えて、6/8の複合拍子、5/4・7/8の変拍子にも対応。様々な拍子の曲を正確なテンポで練習できます。

3つのビジュアルモード

ドット表示・振り子表示・サークル表示の3つから、好みの視覚的フィードバックを選べます。


まとめ

メトロノームに合わせて弾けることと、リズム感が良いことは別の話です。全拍クリックに乗せてもらう練習から一歩進んで、拍を間引き、自分の中にリズムを作る練習をしてみてください。

zelvaのオンラインメトロノームは、拍ごとの音色・音量設定で、こうした実践的なリズムトレーニングを無料でサポートします。オープンコードの装飾テクニックと組み合わせれば、リズムと響きの両面からギター演奏を磨けます。

メトロノームを使ってみる