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notaveアップデート(2026/08/03)— ゴーストノートの独立化とベース奏法の追加

スラップのフレーズをTAB譜に起こそうとして、手が止まったことはありませんか。

実音とゴースト(デッドノート)が交互に出てくるフレーズは、譜面に書けないと後から思い出せません。けれどこれまでのnotaveでは、ゴーストは「ミュート」という奏法のひとつで、スラップやポップと同時には指定できませんでした。「親指で叩いたデッドノート」が書けない、という状態です。

今回のアップデートでは、そこを含めて奏法まわりを見直しました。

スラップのグルーヴを書いた譜面 — ゴースト(×)、サム↓/サム↑(T↓/T↑)、レイク、休符の上の左手スラップ(L.H. ×)


ゴーストノートを、奏法と重ねられるようになりました

ゴーストは奏法リストから外れて、独立したトグルになりました。スラップやポップ、タッピングと組み合わせて指定できます。

  • 「スラップ+ゴースト」=親指で叩くデッドノート
  • 「ポップ+ゴースト」=人差し指で引っ張るデッドノート

ラベルも「ミュート」からゴーストに変わりました。TAB入力中は X キーでオン/オフでき、TabPad(スマホ用の入力パッド)と奏法パネルからも切り替えられます。

再生も変わりました。これまでゴーストは無音でしたが、減衰した打撃音として鳴るようになり、アタックの奏法ごとに質感が変わります。ゴーストを挟んだリズムを、譜面のまま耳で確認できます。

なお、MIDI書き出しではこれまで通りゴーストを音として出力しません。DAWに渡したときに実音だけが並ぶ挙動は維持しています。

ベースのための奏法を追加しました

サム↓ / サム↑(ダブルサム)

親指の下降・上昇ストロークを別々に指定できます。TAB譜には T↓ / T↑ と表示されます。モダンなスラップでよく使う、親指の往復で刻むフレーズをそのまま書き分けられます。

左手スラップ(L.H. ×)

左手で弦を叩くパーカッシブなヒットです。譜面には L.H. × と表示されます。

このタイミングでは実音が鳴らないことも多いので、休符にも付けられるようにしました。休符の位置に打撃だけを置けるので、実音と打撃が入り混じるスラップのグルーヴを、休符を潰さずに書けます。

レイク(ギター/ベース)

目的の音に入る前に、隣の弦をミュートしたまま擦り上げる奏法です。譜面には rake と表示され、再生では隣接する弦のミュート音が短くリードインしてから、実音に着地します。

こちらはギター・ベースの両方で使えます。

楽器を選ぶと、その楽器の奏法だけが並びます

奏法パレットが楽器ごとに分かれました。ベースの譜面ではサム↓ / サム↑と左手スラップが加わり、ギターの譜面には表示されません。使わない選択肢を目で飛ばす手間がなくなります。

ベースの譜面で表示される奏法パレット — レイク・左手スラップ・ゴースト・サム↓/サム↑

フィルタがかかるのは入力パレットだけです。すでに譜面に入っている奏法は、楽器を問わず今まで通り表示・再生・書き出しされます。

既存の譜面・共有リンクはそのまま開けます

保存形式を更新しましたが、移行の作業は必要ありません。以前「ミュート」として保存された音は、譜面を開いたときに自動でゴーストに変換されます。共有リンクから開いた譜面も同じように扱われます。

書き出し

MusicXMLに書き出すと、T↓ / T↑・rake・L.H. も注記として残ります。他の譜面ソフトに渡したときに、奏法の指定が抜け落ちません。

修正

  • 一部の奏法や装飾音の組み合わせで、再生が途中で止まることがある不具合を修正しました。

これらの機能は、すでにnotaveで使えます。インストールは不要で、ブラウザを開けばそのまま試せます。

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ベースのTAB譜作成の基本はベースのTAB譜を作成する記事で紹介しています。