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弾いてみた動画にTAB譜を載せる方法 — インストール不要、ブラウザだけで動画出力

著者 Masashi Y.

「弾いてみた動画に、TAB譜も一緒に出したい」 「演奏に合わせてスクロールするタブ譜、あれはどうやって作るの?」 「画面の下に黒い帯でTAB譜が流れる、あの形にしたい」

TAB譜つきの弾いてみた動画は、見る人がそのまま練習に使えるので、コメントも保存もされやすい定番フォーマットです。ところが「作り方」を調べると、出てくる手順は意外と大変です。この記事では、まず一般的なやり方を紹介したうえで、ブラウザだけでTAB譜の帯動画を書き出して、編集ソフトで重ねるだけのやり方を解説します。


これまでの一般的な作り方:画面収録して合成

スクロールするTAB譜を動画に載せる従来の手順は、おおむねこうです。

  1. TAB譜作成ソフトで譜面を作る
  2. 表示を「横スクロール」に切り替える
  3. 再生しながら画面収録でTAB譜部分を録画する
  4. 動画編集ソフトに読み込み、サイズと位置を調整して演奏動画に重ねる

この方法でも作れますが、画面収録には録画範囲の指定・再生操作の映り込み・解像度の妥協がつきまといます。録り直しのたびに同じ設定をやり直すのも地味に手間です。


notaveなら:帯動画を書き出して重ねるだけ

TAB譜作成ツールnotaveの動画エクスポートには、弾いてみた動画用の帯プリセットが2本あります。画面収録の代わりに、スクロールするTAB譜そのものを帯動画として書き出す方法です。

  • Band (16:3) = 1920×360。横動画(フルHD 1920×1080)のちょうど下1/3に収まる横長帯
  • Band Short (1080×540) = ショート動画(1080×1920 縦)用の帯

手順はこれだけです。

  1. notaveでTAB譜を用意する(作り方は後述)
  2. エクスポートメニューからビデオエクスポートを開き、サイズで Band (16:3)(ショートなら Band Short)を選ぶ
  3. 書き出したMP4を動画編集ソフトに読み込み、演奏動画の下側に重ねる
notaveの動画エクスポート画面。動画サイズにBand (16:3)とBand Short (1080×540)があり、背景色に黒を選択。出力は1920×360のMP4

TAB譜は1段で、演奏に合わせて横にスクロールします。レンダリングはブラウザの中で完結するので、追加のソフトは要りません。帯は黒か白の不透明背景——いわゆる「黒帯のTAB譜」の形で、動画の下にそのまま重ねるだけで完成します。映像がどんな色でも数字が読み取れる、いちばん一般的で確実な形です。

実際にBand (16:3)で書き出した帯動画がこちらです(8小節・黒背景・無料プランなので透かし入り)。

編集ソフト側ですること

CapCut・DaVinci Resolve・Premiere Proなど、どの編集ソフトでも手順は同じです。

  1. 演奏動画のトラックのに、書き出した帯動画を載せる
  2. 位置を画面下端に合わせる(1920×1080の横動画にはBand (16:3)が、1080×1920の縦動画にはBand Shortが、等倍でぴったり収まります)
  3. 帯動画の開始位置を前後にずらして、演奏と譜面のタイミングを合わせる

書き出し時に音声なしを選んでおけば、演奏動画の音とぶつかることもありません。

ショート動画には Band Short を——横用の帯は流用しない

ここにひとつ落とし穴があります。横動画用のBand (16:3)(幅1920)を、縦のショート動画(幅1080)にそのまま置くと、幅を合わせるために約56%まで縮小され、フレットの数字が読めなくなります

ショート(YouTube Shorts / Reels / TikTok)には専用の Band Short (1080×540) を選んでください。幅1080で縦動画にぴったり、帯の高さは画面の約28%——スマホの全画面視聴でも数字が読めるサイズに設計されています。


TAB譜がまだない場合:作る方法は複数ある

載せたい譜面がまだ手元にないときは、素材に合わせて入り口を選べます。

  • MIDIやMusicXMLのファイルがある変換ページにドラッグ&ドロップするだけで、TAB譜に一括変換できます(五線譜からの変換はこちら
  • 耳コピ・自分のアレンジを書きたい → TAB入力・五線譜入力など4つの入力モードで直接入力
  • コード進行だけ先に組みたいnotave AIに「Cでカノン進行のコード譜を作って」のように頼む

無料で使える?

動画エクスポートは無料プランでも使えます。無料プランの書き出しには透かしが入り、Pro(月額450円)で外せます。譜面の長さは未ログイン8小節・無料プラン16小節・Proで300小節までです。

ショート動画(9:16)や正方形(1:1)、フル画面のYouTube(16:9)など、帯以外の書き出し形式も揃っているので、同じ譜面からSNS別の動画を作り分けられます。


まとめ

弾いてみた動画にスクロールするTAB譜を載せるなら:

  1. notaveで譜面を用意(ファイルがあれば変換ページにドロップ)
  2. ビデオエクスポートで Band (16:3)(ショートなら Band Short (1080×540))を選んでMP4を書き出す
  3. 編集ソフトで演奏動画の下側に重ねて、タイミングを合わせる

画面収録は要りません。notave.zelva.dev は登録もインストールも不要なので、まずは1フレーズ分の帯動画を書き出して、手元の編集ソフトで重ねてみてください。

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