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活用法・ワークフロー

ベースTAB譜の読み方・書き方入門 — 4本線で、ルート弾きから始める

著者 Masashi Y.

ベースを始めたい。あるいはバンドでベース担当になった。さっそく曲のTAB譜を開いたら——線が4本しかない。

ギターのTAB譜は6本線でしたが、ベースは4本。でも安心してください。ベースのTAB譜は、ギターTABとまったく同じルールで読めます。 むしろ弦が2本少ないぶん、覚えることは少なめ。「線は弦」「数字はフレット」さえ押さえれば、すぐに読めるようになります。

この記事では、その読み方を 実際に音を鳴らしながら 確かめ、さらに 一番簡単なベースの弾き方(ルート弾き) から、自分でベースTABを書くところまでを紹介します。

ギターのTABから入りたい人は、先にギターTAB譜の読み方・書き方入門を読むと、共通のルール(hp/ などの記号)がまとめて分かります。


1. 4本の線は、4本の弦

ベースTABの4本の横線は、そのまま ベースの4本の弦 です。

  • いちばん下の線 = いちばん太い E弦
  • いちばん上の線 = いちばん細い G弦

下から E・A・D・G の順。これはギターの低い方の4本(6〜3弦)と同じ並びなので、ギター経験者ならそのまま読めます。下の図で「弾いてみる」を押すと、E弦からG弦へ順に開放弦が鳴ります。数字を1つずつタップして、線と音の低さの対応を確かめてみてください。

4本の線は4本の弦
TABGDAE0000

TABの数字をタップすると、その音だけが鳴ります。

ベースTABは4本線=4本の弦。下の線が一番太いE弦、上の線が一番細いG弦。ギターTABの「6本線版」が「4本線」になっただけで、読み方は同じです。

0 は開放弦(どこも押さえずに弾く)。ここはギターTABと同じです。


2. 数字は「押さえるフレット」

線の上の数字は、その弦の何フレット目を押さえるか。数字が大きいほど高い音になります。これもギターTABと完全に同じルールです。

下は、同じA弦の上で数字だけを変えた例です。

数字=押さえるフレット
TABGDAE02357

TABの数字をタップすると、その音だけが鳴ります。

同じ1本の弦(A弦)で数字だけを変えた例。数字が大きいほど高い音。ルールはギターTABとまったく同じです。

ベースはフレットの間隔がギターより広いので、最初は左手を大きく動かす感覚に慣れましょう。基本は 1フレットにつき1本の指 を割り当てると、無理なく押さえられます。


3. 一番簡単なベース:ルート弾き

ベースの役割は、コードの低音を支えること。そして一番簡単で、かつ一番大事なのが ルート弾き です。

ルート音とは、コード名のアルファベットになっている音のこと。たとえばJ-POPでも洋楽でも定番の進行 G → D → Em → C なら、ルートは G・D・E・C。各コードのところでそのルート音を弾くだけで、立派なベースラインになります。コード名の下の数字をタップして、G・D・E・Cの音を1つずつ確かめてみてください。

ルート弾き(一番簡単なベース)
TABGDEmCGDAE33550033

TABの数字をタップすると、その音だけが鳴ります。

各コードの「ルート音」(コード名のアルファベットの音)を弾くだけ。G–D–Em–C なら G・D・E・C。これだけで立派なベースラインです。

実際、プロの曲でも「ほぼルートだけ」というベースラインはたくさんあります。まずはルートを正確に・いいタイミングで 鳴らせること。これがベースの土台です。


4. ルート+オクターブで動きを付ける

ルートに慣れたら、次の一歩は ルートと、その1オクターブ上を交互に弾く こと。ポップスやロックで超定番の、ノリの良い動きです。

ルート+オクターブ(定番グルーヴ)
TABGDEmCGDAE35570235

TABの数字をタップすると、その音だけが鳴ります。

ルートと、その1オクターブ上を交互に。ポップス/ロックで超定番の動きです。低い音から高い音への大きな跳躍を、TABの位置で確かめてください。

TABの位置を見ると、低い音(太い弦・低いフレット)から高い音(細い弦)へ大きく跳ぶのがわかります。指の動きは大きいですが、パターンは単純。これだけで一気に「弾けてる感」が出ます。

下は、この ルート+オクターブ のベースラインを、本物のnotaveの ベースTAB+五線譜 としてこの記事に埋め込んだものです。再生ボタンで、カーソルが流れながら鳴ります。TABの数字と、実際の音を結びつけてみてください。

ここからさらに、5度の音や、次のコードへ半音・全音でつなぐ「歩く」音を足していくと、ベースラインはどんどん豊かになります。


5. 自分でベースTABを「書いて」みる

耳コピしたベースラインや、自分で考えたフレーズを残したくなったら、notave でベースTABを書けます。

notaveは ベース(4弦/5弦・ヘ音記号) に対応しています。

  • 打ち込めば、ベースTABと五線譜が同時に きれいに描かれる
  • ドロップDなどの 変則チューニング や、弦ごとの カスタムチューニング も設定可能
  • ローB弦を含む 5弦ベース の譜面も作れる(詳しくは7弦ギター・5弦ベースの使い方
  • 作ったベースラインは その場で再生 して、ノリやタイミングを確認できる

詳しい使い方はnotaveでベースTABを作るにまとめています。書いた譜面は共有リンクでバンドメンバーに渡したり、ブログに埋め込んだりできます。


6. 上達のヒント

  • まずはルートだけで曲に合わせる。 ルートを正確なタイミングで弾けるだけで、バンドのアンサンブルは成立します。動きはその後で足せばOK。
  • テンポを落として、音を切る練習も。 ベースは「鳴らす」と同じくらい「止める」が大事。メトロノームに合わせて、各音をきっちり同じ長さで鳴らす練習を。
  • 好きな曲のベースを耳コピして書く。 聴き取ったルートを notave に打ち込めば、「読む」と「書く」がつながって定着が早くなります。

まとめ

ベースのTAB譜は、ギターTABの「4本線版」。ルールは同じで、覚えることはむしろ少なめです。

  1. 4本の線は4本の弦(下が太いE弦、上が細いG弦/0は開放弦)
  2. 数字は押さえるフレット(大きいほど高い音)
  3. 一番簡単なベースはルート弾き(コード名の音を弾くだけ)
  4. 慣れたら ルート+オクターブ でグルーヴを出す

読めるようになったら、好きな曲のベースを耳コピして、notave で書いてみてください。ブラウザだけで、ベースTABと五線譜を同時に・登録なしで作れます。まずはルート1音から。

この記事のインタラクティブ要素は以下のオープンソースライブラリを使用しています:

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